声のかけ方

声のかけ方

子供がやる気にならない声のかけ方ってこんなの!

命令口調
「○○しなさい!」

「怒られたくない」は、
やる気とは呼べません。
また、効果は一時的。
言われないとやれない子に
なる可能性があります。

脅し文句
「○○禁止にするよ!」

「○○のため」の効果も
一時的。
つまり、ご褒美作戦は
使い方を間違うと
自発性を潰してしまいます。

誰かとの比較
「○○ちゃんは出来てたよ!」

日常的に比較をされていると、
精一杯がんばったときも
「どうせ比べられるのでは……?」
と不安になります。
そして、がんばれない子に。

どうすればやる気が起きる?

未就学児(~6歳)

子どもの「やりたい」を
否定しないことが大切!

幼児期の子どもたちはやる気の芽が出てきたばかり。大事に芽を育てる時期です。子どもの「やりたい」「できるようになりたい」という想いをしっかり受け止めてあげることが何よりも大切。チャレンジしたいという気持ちを否定すると「やりたいと言っても無駄」と感じるようになります。この経験が積み重なると、やる気の芽を摘んでしまうこともあるので注意が必要です。「できなくてもいい!」というスタンスで、挑戦する気持ちを育み、好奇心や自信を育ててあげたいですね!

未就学児(~6歳)
小1~小3(7歳~9歳)

日常的に、具体的に
詳しく褒める!

小学3年生までは、あまり勉強熱心でなくても学校の授業だけで単元テストでは100点連発!ということも珍しくないです。だからこそ、「どう声をかけるか?」よりも、「大人が子どもとどう向き合うか」「子どもが学習に対してどう向き合っているか」という意識が大切。「すごい」「えらい」というような抽象的な言葉ではなく、「ていねいな字で書けたね」「最後まで一人でよく頑張ったね」と頑張ったことを具体的に伝えてあげたいですね。また、小学3年生までの子どもは大人が思いもよらないところで悩んでいたりするものです。「どこまでできそう?」「何がむずかしい?」などと聞き、学習に対する共通認識を増やしていくことが大切です。

小1~小3(7歳~9歳)
小4~小6(10歳~12歳)

タイミングを逃さずに
わかりやすい言葉で声をかける

いよいよ、中学生へ向けて自発的な学習ができるようにする土台作りの時期です。この時期には、自分で考えさせることが何よりも大切になります。「何時からやる?」「何からやる?」などと声をかけ、子ども自身に決定させるようにしましょう。決めたルールが習慣になるまでは、時間になったら声をかけるなどのサポートもできると良いですね。反抗期で反応が薄かったとしても、「毎日よく頑張っているね」「もうここまで出来たの?」などと親の素直な気持ちは伝えてあげましょう。意外としっかり聞いていて、喜んでいたり、よく覚えていたりするものです。

小4~小6(10歳~12歳)

声かけ以外の工夫ポイント

  1. 環境づくりをする
  2. 一緒に机に向かう
  3. 学習習慣づくり・目標設定のサポート
  4. 学習以外も達成感を感じられることを増やす
  5. 学習以外も規則正しい生活を心がける

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